2009年11月25日

会話が「とぎれなくて」困っている人にも

昨日、とある店舗の工事に行ったことを書きましたが、もうひとつ。

私と夫が朝、現場に到着して、仕事をはじめて一時間ほどたったころでしょうか、
ひとりの背の高い、作業着の男性が入ってこられました。

夫は、即座に、

スペード「おはようございますexclamation」私も、慌てて
ハート「おはようございますわーい(嬉しい顔)

内心は(どなたかな〜目)と思いつつ、挨拶を交わした後、
夫が、

スペード「あの〜、大工さんですかexclamation&question

なんでも、この現場は、

大工さんが「元請」さんで、その方から内装の依頼をうけたのが、
夫の職人仲間でした。当日来れない彼から、そのように聞いていたので、
夫が、初対面のその男性を(大工さんかなexclamation&question)と思ったわけです。

クラブ「そうです。」と返事があったので、夫は、ひとまず、

施工の納まり上、わからなかったことを確認しました。

その方は、丁寧に説明をしてくださり、共通の知り合いである、
職人仲間のことを夫と少し話していましたが、その後、
ふらりと外にタバコを吸いに出られ、再び、店舗内に戻ると、
なにをするでもなく、ずっと立っていらっしゃったのですね。

いつもなら、初対面の元請さんなり、職人さんでも、割合
うまく話しかけて、それなりに会話をする夫ですが、
夫もなぜか、この日はそれ以上、大工さんに話かけることもなく、
黙々と仕事をしています。

私は、「三日黙っていることも、三時間しゃべり続けることもできる」という
タイプ(どんなタイプだあせあせ(飛び散る汗))なので、その穏やかそうな
大工さんに何か話しかけてみようかなとも、思ったのですが、

ハート(いや、待てよ…目 私は、今日は、下請けの
  夫の手伝いで来ている身。あまりでしゃばらないほうがいいわ。
  それに、現場に女性がいるのが嫌な職人さんもいるしバッド(下向き矢印)

と思って、おとなしくしていました。

結局、その後どのくらい経ったでしょうか、もう一人、若い男性が
入ってこられ、その方が、施主さん、つまり、店舗のオーナーだと
いうことがわかりました。

ハート(施主さんと、待ち合わせしてはったのか〜ひらめき

その施主さんとは、親しげにお話をされ、打ち合わせを進めて
いらっしゃいました。

そして、「よろしくおねがいします…」と、大工さんは帰られたのですが、
夫が、しばらくして、ぽつりと、

スペード「なんか、話しかけにくい人やったな…あせあせ(飛び散る汗)

ハート「あなたが言うなら、やっぱりそうなのかな。
   私、いつもやったら、もっとあなたは人に話しかけるのに、
   なんでやろ目って思っててん。」

スペード「うん、別に、なにってないんやけどなあせあせ(飛び散る汗)

その後、私が手伝うことになってた作業が一段落し、夫に、

スペード「あとは、昼休みまで、本屋行ってていいで手(パー)

と言われたので、(前日に調べた現場の地図で、すぐ近くに大型書店
があるのを知って、楽しみにしていたのでするんるん

ハート「じゃ、ちょこっと行ってきま〜すわーい(嬉しい顔)」と知らない町の探索に、
いえ、本屋に向かいましたダッシュ(走り出すさま)

そこで、ふと目に付いたのが、

誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール

という本でした。
自分でも、無意識ながら、さきほどの沈黙を気にしていたのでしょう。
パラパラとページをめくってみました。
そして、「これはexclamation×2」と、その本を買うことに決め、
他にも、いろいろと本棚を物色したあげく、計三冊を手にして、
現場に戻りました。

そして、今日、この本を、読み終わりましたが、本当にいい本でした。

書名から受ける印象は、口下手な人、はにかみ屋さんが、
気後れするなく、人と会話するための、テクニック…という感じですが、

私のように、仕事の場では、一応初対面の方ともそれなりにしゃべれるし、
ちょっと打ち解けたあとや、相手が聞き上手な方で、気分が乗ってくると、
うるさがられるくらい話をしてしまう者にとっても、
とても参考になる本だと思います。

今、目次に並ぶ見出しを振り返ってみても、いくつか印象的な
ものがあるのですが、例えば、

位置情報「わかって欲しい」ところに反応する 

という見出しがあり、例として、

「私、今年は5回もお花見に行きましてね」と言われたら、

「ほう、お花見ですか」

と返すのでなく、「ほう、5回も!」と、5回という部分に
共感してあげたほうがよい、とあるのですね。
つまり、相手が共感して欲しいポイントに気づくような聞き方をする、
ということのようです。

(ここで、「はぁ、私はまだ1回ですけど、このあいだ私が行ったところは、
 まだ見ごろじゃなかったので、全然…」
 などと、相手の話題を奪って、自分の話したいことに変えて
 しまうなんてことは、論外だということですねあせあせ(飛び散る汗)

これには、ハッとさせられました。

友達と、メールでちょっとしたやり取りをする中で、なにかを尋ねた時、
そのことへの返事はなく、別の話が返ってくることがあるので、
たぶん、私もやってしまっているのだろうな、と。

他にも、

位置情報「返事のフレーズ」を複数持とう

という見出しがあって、相手の話へ「たいへんですね」または、
「よかったですね」という紋切り型の返事ばかりをしていないか、
ということが書いてあります。

自分でも、何を見ても、聞いても感動したことを表すのが、
「すごい」という表現になってしまって、語彙の少なさに
呆れることがありますが、会話の中でも、語彙は増やしたほうが
話がはずむということですね。

まあ、挙げだしたらきりがないのですが、この本には、著者の方の
自分以外の人を見る暖かい眼差しが感じられます。

特に印象的だったのが、路上や飲食店で、見知らぬ人と連れ立って
いる知人とばったり会った時、その見知らぬ人にも、挨拶をし、
知人との立ち話はなるべく早く切り上げる、というアドバイスです。
(普段、私は、現場でまったく逆のことをしているような気がしますがあせあせ(飛び散る汗)

その見知らぬ人が、声もかけられず、自分のわからない会話を
続けられ、ほとんど無視される、というのは寂しい思いをするはずだ、
というわけです。
この著者の方は、会話の直接の相手だけではなく、居合わせた
第三者の心情まで思いやってらっしゃるのですね。
このような方になら、誰でもお話をしたくなることでしょうわーい(嬉しい顔)

この本は、会話だけでなく、メールや文書のやりとりにも生かせそうです。
そして、実は、会話が「とぎれなくて」ついつい、しゃべる過ぎる人
(私が『三時間モード』exclamation&questionの時など…笑)にこそ、
ためになる本なのではないかと思いましたぴかぴか(新しい)

さて、今日の記事は…目
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5 沈黙は怖くない
1 “会話の継続=善”ではない
5 かなり参考になりました
2 そのときその瞬間
4 シンプルだけど使える



posted by ierou at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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