2007年05月14日

見積もりとは、頭の中で一度工事をすること

ホームページのほうにも書いていますが、
(『見積もり無料のナゾ』)
見積もりをするって、とても手間ひまかかるものです。

リフォーム会社に勤めていたころから、
「おまえは皆より見積書できるの遅いなあ」
と上司に言われていた私のことなので、余計にかもしれませんが、
見積もりというのは、単に「金額を計算すること」ではありません。
まずは、どういう工事を、どんな材料や商品を使ってするのか
が特定できなければ、
数量や金額の出しようがありませんから、
仮にでも、プランが確定しなければ作ることはできません。

さらに、工事の流れをシュミレーション、つまり、
「頭の中で、一度工事をしてみる」という作業が必要になります。

例えば、「間仕切りを取って、二つの部屋を一つにして広くする」
といった工事の場合、完全に一つの部屋にするのか、
開閉できる間仕切りを入れて、自由に使い分けできるようにするのか、
といった、いろいろな選択肢を考えます。

私の個人的なスタイルとしては、
お客様と「まずはたたき台のプランを作りましょう」と、
いろいろなご希望をお聞きし、イメージパースを描いたり、
工事の規模によっては、CAD図面や3次元ソフトなどを駆使しつつ、
どんな可能性があるかを、何パターンか挙げてみます。

それから、「じゃあ、とりあえずこのプランなら、いくらぐらい
になるか出してみましょう」という感じで持ち帰ります。

そして、具体的に、天井は、壁は、巾木はどのように、つなげるのか、
スイッチやコンセントの移動などは必要か、
素材は、商品のグレードは、などと、頭の中で工事の流れを追いながら、
商品や材料の数量、施工部位や面積などを拾い出していくのです。

だから、3次元ソフトで図面を立体的におこし、壁や床の仕上げ材を貼ったり、
照明器具を置いて、光量を計算させたり、
といった、たたき台のための基本的な作業だけで、
ゆうに半日は使ってしまう、ということもあります。

そして、見積書をまとめあげるのに、いろいろなメーカーさんのカタログを
引っ張り出し、あっちをめくり、こっちをめくり、
値段や品番やサイズなどを見積書に書き込んでいくのは、
とても時間のかかることなのです。

「リフォームをする時は、三社くらい相見積もりをとりましょう」
なんて、親切に(?)リフォームで失敗しない、という類の本には、
書いてありますが、それでも、
「こんなに手間かかるのになあ〜」と、思ってしまいます。
(見積書をプラン的にも金額的にも、公平に見比べられるなら、
 相見積もりはとられたほうが良いですよ。→ご参考

そして、相見積もりのお客様に限って、
「見積もりができましたので、ご説明に伺いたいのですが…」
と、お電話すると、
「あ、それなら、ポストに入れといてください」なんて、
さわやかに言われてしまったり。もうやだ〜(悲しい顔)

ちょっと、愚痴モードになってしまいました。ふらふら
とにかく、見積もりは、作るにも、読み取るにも(お客様も)
エネルギーのいるものです。つくづく。

さて、今日の記事は…目
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posted by ierou at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 見積もり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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