2008年05月10日

木口テープのきれいな貼り方

木口(こぐち)テープとは、ドア枠や、棚板など造作材を切断した面に
貼るためのテープです。

最近は、ドア枠や棚板などが無垢の木ではなく、合板に木目を印刷した
樹脂シートを巻いたものが多いので、これらを切断すると、
合板の層がむき出しになってしまうのですね。

この切断面を、他の面と同じような木目に見せるために、
貼るものが木口テープというわけです。

これを貼るのには、ちょっとしたコツがあります。


このテープ、市販のものなら、DIYでご家庭で
ちょっとした部分に貼れるように、裏に両面テープが
貼ってあり、簡単に接着できるものがあります。

しかし、建築現場で使うようなものだと、両面テープが貼られておらず、
速乾ボンドで接着しないといけないものが多いのです。
しかも、切断面の形やサイズはいろいろなので、その部分にあわせて、
きれいに余分なところを切り取らなくてはなりません。

このテープ、わりとしっかりした厚みがあるので、接着後に、
はさみで正確に直線に切るのも難しそうですし、接着する前に、
小さな切断面をいちいち縦横測って、テープに線をひいて切る、
というのも、なかなか手間のかかるものです。

ドア枠や棚板自体を加工して取り付けるのは、大工さんなので、
たいていは大工さんが、この木口テープを貼って仕上げることに
なります。

夫の観察によると(?)、大工さんは、切断面より少々大きめに切ったものを、
まず速乾ボンドをつけて接着し、しっかりと接着した後に、
まわりのはみ出たところを「カンナ」で削り取っている方が多い、
とのことでした。

ただ、この小さな部分の仕上がりによっては、せっかく他の部分が
きれいに仕上がっていても、なんか全体が、やぼったい仕事に
見えてしまうのですよねたらーっ(汗)

そこで、夫の登場ぴかぴか(新しい)

彼は「多能工」なのですが、(またの名を「ひとり工務店」まるで
「劇団ひとり」みたいわーい(嬉しい顔))スタートはクロス職人です。

「カッター使ってすると、綺麗にできるねんけど、意外と、
 知らない職人が多いんやなあ…」

そこで、今回はブログにアップしようと、写真をとってきました。
(手前はテープを貼ったあとの木口で、向こう側を貼るところの写真)

このように、切断面に、ひとまわり大きく木口テープを貼っておき、
接着後、後ろにコンパネなど平らな板をあて、切断面に沿って、
カッターでテープを切るのです。

koguchi1.jpg

(写真クリックで拡大表示)

木口テープの色となじんで、わかりにくいのですが、
とにかく、板を下敷きのように裏にあて、切断面に沿って
切るのが、ポイントです。

そうすると、直線も角もきっちり出て、綺麗に切れるのです。


このように、カッターで切り取った部分をはずし…
koguchi2.jpg

完成です。
koguchi3

こうすると、綺麗に角が出て良い仕上がりなのですが、
糸面大好き」な私としては、ちょっと心配。

この部分が、照明のスイッチのそばだったこともあり、お客様に
手が触れたときに角が当たると痛いかもしれないので、
気持ちだけ角を丸く「やすりがけ」しましょうかとお尋ねしました。

すると、このままでいい、とのことでした。

無垢の木なら、それこそ「糸面」をとれば、どこをやすっても
無垢なのですが、木口テープだと、「木口テープの木口」が
見えてしまいかねません。
(ややこしいですねあせあせ(飛び散る汗)

普段あまり意識しない部分だとは思いますが、「木口」に
こだわることも、施工する側の思い入れだったりする、という話でしたわーい(嬉しい顔)

さて、今日の記事は…目
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posted by ierou at 13:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 裏ワザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自慢コメントはけっこうですが、誰でもできるように誘導されるのは、控えてください。
仕事に差し支えますから。
素人の仕事とプロの仕事は違いますから。
Posted by 森下 工事 at 2011年07月29日 20:56
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